墓所選びのポイント

家族がお墓参りしやすい場所であることがポイントです。

お墓は何十年と何代にもわたり受け継がれていく大切なものですので、慎重に選ぶ必要があります。お墓づくりで一番大切なことは、「墓地」選びです。交通の便が悪い場所や、遠方ではなかなか足を運べず、手入れが行き届きません。また日当たりの悪いところではコケやカビなどが生えやすく、掃除が大変になります。パンフレットだけで判断せず、実際に訪れて、どんな所か確認することが大切です。まず、墓所のタイプについてどんなものがあるのか一部ご紹介します。日本で最も多いタイプは「一般墓所」と言って、外柵(巻石・境界石)で区切られた区画に墓石を建てるものになります。そして、隣り合う区画と墓石の前後、左右のスペースが確保されている「ゆとり墓所」、花や樹木で囲まれた「ガーデン墓所」。外柵が無く、石碑のみを設置するタイプがほとんどで、海外の墓地で見られるような横型の墓石が多いようです。区画の広さによって、値段はもちろん、建立できるお墓の種類も大きく変わってきます。区画によっては希望するデザインの墓石を建立できない場合もあるので、石材店にアドバイスを受けるなどして慎重に検討しましょう。次に墓所選びについて大切なことを挙げますと、どんな立派なお墓を建てても遠すぎてはお墓参りの足が遠のいてしまいます。子どもや孫が頻繁にお参りできる墓地は近くて便利なことです。その他、お墓管理事務所や休憩室、通路、給水所などの周辺の環境をチェックし、後々のことを考えて慎重に選びましょう。

  • 環境が良い場所か
  • 管理は行き届いているか
  • 休憩所、駐車場などの設備が整っているか
  • 経営母体の信頼性が高いか
  • 宗教,宗派を限定しているか
  • 墓石などに制限があるか
  • 交通の便はよいか